指導理念
当グラッシオバレエスクールは1977 年に創立し、一貫して本格クラシックバレエを指導しているバレエ専門のスクールです。
当スクールのレッスンでは3歳のクラスから、クラシックバレエの基礎=“ポジション” を丁寧に根気づよく指導します。
クラシックバレエは脚のポジションとして、
決まった形がありどの踊りでもこのポジションが基本となって振り付けされています。
そのため、このポジションを正しく身に付けることは大変重要です。
幼児のクラスでは、反復練習だけでは嫌になりますので、音楽とストレッチで楽しみながら基礎を指導し、
バレエを好きになってもらえるよう指導しております。
そうして学んでいるうちに、小さいながら段々とレッスンの区別、判断が身につき、
「集中するとき」「楽しむとき」がわかってきます。
幼児期では特に、直感的に良し悪しを感じ取る感受性が優れているため、受けているレッスンが良い物、
講師の熱意が感じられれば、段々と自然にレッスンに向き合うようになってきます。
ここからが本当のレッスンのスタートです。
レッスンに向かう姿勢があるからこそ、とても大切な基本のポジションから丁寧に教えることができるのです。
「幼児だからいくら教えても覚えないので、バレエっぽいことで十分」という誤った先入観をもっていては、
いつまでも成長はありません。
子供は私達が想像いるより多く物を考え、判別しています、
大人の持っている先入観・考えを敏感に感じ取り、瞬時に判別しているのです。
大人が誤った先入観を持って対応していると、習う側もそのうちに飽きてやめてしまいます。
本来のクラシックバレエは奥が深く、芸術ゆえ到達点がありません。
際限なく上を目指し、出来ないことを克服して、次のステップへ進む達成感と充実感が常にあるからこそ、
飽きることなく続けられます。
当スクールに長期在籍者が多いことからもよく分かります。続けることはとても大切です。
ただ、個人個人、各ご家庭の方針も目的も様々で、バレエ団・劇団に入りたい、主役を踊りたい、
コンクールで入賞したい、教師を目指したい、受験があるので趣味として続けたい...多様な続け方があります。
その多様なニーズに対応し、それでいて全体が一定のレベルを保つ指導を心がけています。
働きながらバレエを稽古する方も年々増加しており、衣装を着け舞台に立つことを楽しみに稽古に励んでいます。
親子2代にわたって稽古されるご家族もいます。
上手とか下手とか言うことではなく、バレエを踊ることが人生の楽しい時間なのです。
踊り続ける人生は素晴らしいことです。
様々なニーズを大切にとらえ、バレエとの出会いが人生の楽しみの一つとして、
無理なく続けられるような体制も当スクールでは充実させています。
また、日々の成果を発表する場として、
兵庫県下でも珍しい、バレエスクールによる“全幕”公演も年に一度おこなっております。
ぜひ、当スクールで本物のクラシックバレエと出会ってみませんか? ご縁がありますことを願っています。